犯罪にあわない為には、よくあるウッカリに気をつけなくてはなりません。日常生活の中でついやってしまいがちなことが、実は重大な結果になってしまうこともあります。そんなウッカリの事例について考えてみましょう。

よくあるのが、カギをかけずに出かけてしまうことです。何事もなければなんてことのないウッカリ話で済むのですが、ここの住人は時々無施錠で出かけるということが知られてしまうと、空き巣などに侵入のタイミングを狙われているかもしれませんよ。それなのに、ゴミを出す僅かな時間の間や、近所にちょっと買物に出るのにカギをかけずに出かけてしまう人は決して珍しくはありません。

1人暮らしならば本人がでかければ後は無人ですから、いとも簡単に侵入できてしまいますよね。「家は盗られるものなんて無いから」なんて開き直っている方もいますが、侵入されたり物色されるだけでも十分に気分の悪いものですし、女性ならば待ち伏せされてしまう危険性もあります。そんな思いをするくらいならカギをかける手間くらい大したことはないはずなのですが、ついついやってしまうのがこの無施錠なんですね。

また1人暮らしの方にとって、その肝心の自宅のカギを失くしてしまうことは正に一大事です。特に外出先でカギを落としてしまったり置き忘れてしまい、深夜に自宅に入れず大弱りした経験のある方も居られるのではないでしょうか。一度このようなことがあると、万が一のときのために自分だけに分かるカギの隠し場所を決めておこうと考える方も少なくありません。

郵便受けや自宅の窓枠の隙間、玄関マットの下など、小さなカギを隠しておける所は意外とたくさんありますが、いずれも探せば誰にでも見つかってしまうような場所ばかりです。特にその道のプロがこれに気づかないはずはありません。これまでは何ともなくても今後も大丈夫とは限りませんから、今日からでもこの隠し場所は撤廃することにしましょう。空き巣狙いや侵入者にとって、解錠してドアからすんなり侵入できるのなら、こんなに有難いことはありませんよね。

何かとウッカリするような人は生活全般にも隙があって、犯罪者には狙われやすい傾向があります。例えば洗濯物を何日も干しっぱなしにしていたり、玄関先が汚れていたり、郵便受けにダイレクトメールが貯まっていたりしていませんか?またゴミや空き缶を貯めていたり、その中身もぐちゃぐちゃだったりなんてことはないでしょうか?生活がきっちりしている女性ならば、いくら忙しくてもこんなことはありません。隙のないキビキビした人よりは、ルーズな人の方がより狙われやすいということは覚えておきましょう。